「クレープ屋さんって、なんだか楽しそう」
「かわいい制服が着たい」
「おしゃれな雰囲気に憧れる」
そんな理由で、クレープ屋さんのバイトを考えたことがある方も多いのではないでしょうか?

実際に私も「クレープ屋さんってかわいくて憧れる」という気持ちでバイトを始めました!
ですが、実際に働いてみるとかわいいだけじゃだけですか?なところがたくさんありました。
ちなみに、かわいいだけじゃだめですか?は、女性アイドルグループ『CUTIE STREET』の歌です(笑)
この記事では、クレープ屋バイトの仕事内容、楽しいところ・大変だったところまですべてお話します。
「クレープ屋で働いてみたい」
「これから応募しようか迷ってる」
そんな方はぜひ最後まで読んでみてください!
ちなみに私が働いていたクレープ屋さんは
「コムクレープ」というお店です。
主な仕事内容

クレープ屋さんのバイトは、思っているよりもやることがたくさんあります。
店舗の規模やメニューによって違いはありますが、基本的には以下のような業務を担当します。
上に書いてある業務のなかでもクレープ屋は「生地を焼く」「トッピングと巻き作業」のイメージが強いと思います。
なのでその2つの業務について、もう少しわかりやすく説明します。
生地を焼く
クレープ屋のバイトといったら、まずこの作業が思い浮かぶのではないでしょうか。
クレープの生地を、丸い鉄板の上で焼く作業。
- レードル(おたま)で生地を鉄板の中心に流す
- トンボ(T字型の木の棒)で鉄板にすばやく円を描くように広げる
- へらで生地を裏返す
- 裏側もさっと焼く
だいたいこんな感じの流れで焼きます。
私が働いていたお店では、甘いクレープ、おかず系のクレープ、ホットクレープを販売していました。
生地も2種類あり、プレーン生地とココア生地がありました。
朝から出勤のときは、生地を各10枚ほど焼いて用意をします。
ホットクレープは名前の通り、温かいクレープなので、注文が入ってから生地を焼きます。

ホットクレープは生地を焼いているところを見たり、動画を撮るお客様も多かったです。
なので私はけっこう緊張していました…。
心の中では「見ないでー!撮らないでー!」と思っていました(笑)
トッピング&巻き作業
店舗によってトッピングの仕方は違います。
注文が入ってから、ホイップクリームやチョコソース、バナナなどをトッピングします。
私が働いていたお店は、クレープブリュレが売りのお店だったので、カスタードクリームをよく使ってトッピングしていました。
生地の上半分にクリームを絞って、チョコソースなどを入れて、生地を巻いていきます。
生地を巻いたら上にもクリームを絞って、きれいにトッピングして完成です。
ブリュレのクレープは、カスタードクリームを絞って上にグラニュー糖をかけて、ガスバーナーで炙っていました。
その他の業務
注文の受付・材料の補充や仕込み・店内の清掃は、他の飲食店だったり、接客業と似たような感じの業務です。
注文の受付はレジ業務のことで、お客様から注文を聞いてお会計します。
材料の補充や仕込みは、フルーツを切ったり、生地を仕込んだり、在庫が無くなりそうなものは発注します。
店内の清掃は、床をブラシやほうきなどで綺麗にしたり、ごみを捨てたり、シンクを磨いたりなどをしていました。
楽しい&大変だったところ
主な仕事内容は、なんとなく分かって頂けたと思います。
「実際に働いてみて、どんな感じ?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
この章では、私が実際に働いて感じた
「楽しいところ」「大変だったところ」をそれぞれ3つお話します。
楽しいところ3つ
私が働いていたクレープ屋さんは、
制服がかわいかったです。

制服がかわいいと働くときの気分もあがりますよね!
あとは、生地がきれいに焼けるようになったときも嬉しくて、これまで以上に楽しくなった瞬間でした。
生地がきれいに焼けるようになると、自信もついてきます。
他にも、働くスタッフの人数が少ないので、
気を使いすぎずに働けることもよかったことです。
私自身、人数が多い職場が苦手だったので、スタッフが少ないというところは、とても働きやすく楽しめるポイントでした。
大変だったところ3つ
- 生地がきれいに焼けるようになるまで
- 忙しくなったとき
- トッピングの量の調整が難しい
クレープ屋バイトと言ったら、生地を焼くイメージが多いと思います。
そのとおりで、毎日クレープの生地を焼くのですが、この生地を焼く作業が難しいんです。
最初は生地を焦がしたり、円を描いてるときに穴が開いてしまったり、本当に苦戦しました。

私は1ヶ月ほどがっつり練習をしました。
私が生地を焼くときに教えてもらったコツは、以下のとおりです。
- 手には力をあまり入れない
- トンボ(T字型の木の棒)を寝かせる感じで円を描いていく
- 円を描く作業をすばやくやる
最初はコツを掴めるまで、生地を鉄板に流さずに、ひたすらエアーで鉄板の上で練習してました。
その練習を何回もやって、だんだんきれいに焼けるようになっていきましたよ。
あとは「楽しいところ3つ」でお話した、”人数が少なくて働きやすい”という点ですが、忙しくなると逆に大変になります。
私が働いていたところでは、基本は2人、多くても3人で回していて、夜は1人でやっていました。

ピーク時はオーダーが10個くらい
一気に入ったりして、かなり焦っていました。
トッピングはホイップが多すぎたり、フルーツの大きさがバラバラだったりすると、クレープが巻きづらくなり大変です。
こんな人におすすめ
クレープ屋のバイトは、
明るく楽しく働きたい方にぴったりです。
- 特別なスキルがなくても始めやすい
- 未経験の方でも挑戦しやすい
接客や軽作業がメインなので、クレープ屋で働いたことがないという方でも始めやすいです。
この章では「クレープ屋のバイトはどんな人におすすめか」を紹介します。
人と話すのが好き
ていねいな作業が得意
にぎやかな場所で働きたい
ちょっとした「憧れ」で始めてみたい
「なんとなく楽しそう」「人と話すのは好き」くらいの気持ちでも十分スタートできます。
実際に働いてみると、お客様の笑顔や「おいしかった」のひと言に元気がもらえる場面がたくさんありますよ。

実際に私も、ちょっとした憧れでクレープ屋のバイトに応募しました!
「クレープ屋のバイト憧れる」と思っているけど、自信がないという方は、ぜひ勇気を持って応募してみてください!
クレープが上手に作れるまでは、大変なこともたくさんあります。
ですが、生地がきれいに焼けるようになったときの嬉しさは、ちょっとした感動で「ちゃんと成長してるんだ」と思える瞬間です。
まとめ
私は実際に働いてみて、クレープ屋のバイトは大変なことも多かったです。
ですがそれ以上に、生地がきれいに焼けるようになったことや、制服がかわいかったことなど、楽しい部分もたくさんありました。
私は、クレープ屋のバイトをしてよかったと思っています。
クレープの生地が焼けると、”手に職”っぽい感じもあって「少しだけ自信を持ちたい」という方にも、きっといい経験になると思います。
この記事が「クレープ屋でバイトをしてみたいけど…」と迷っている方の背中を、少しでも押せたなら嬉しいです。
コメント
クレープ屋さんのバイトに興味があって読ませてもらいました!「かわいい」ってイメージだけじゃなく、実際の大変さややりがいも書かれていてすごく参考になりました。自分も接客が好きなので、挑戦してみたくなりました!