何年もフリーターとして生活してきたけど、特にスキルもないし夢もない。
「私って、何をしてきたんだろう…」
そんなふうに思ったこと、正直たくさんあります。
周りの人は就職したり、大学に行ったり…
そんな人生を進めていく人たちと、自分を比べては落ち込む日々。
SNSに流れるキラキラした幸せそうな日常を見ながら、自分だけ取り残された気がしたり…
他人と比べて「私は、ずっと何もしてないな」と思っていました。

そう思っていた私でも、今は少しだけ違うふうに思えるようになったんです
本当は、何もしてこなかったわけじゃなかった。
しんどい日も、泣いた日も、逃げた日も
私はちゃんと、生きてきた。
そのことに気づいたら、
少しずつ前を向けるようになったんです。
この記事では、「自分は何もしてこなかった」と感じていたときの悩みと。そこから前を向こうと思えた瞬間の気持ちをリアルに書いてみました。
同じように「何もしてこなかった…」と思っている方の、不安や悩みが少しでもやわらぐきっかけになれば嬉しいです。
「何もしてこなかった」ってほんとにそう?
私はフリーター8年目になります。
そんな8年間を振り返ると、いろいろな経験をしてきたなと思います。
いろいろな経験の中で、「双極性障害」という心の病気の診断も受けたことがあります。
その時は、心も体もボロボロでした。
- 朝、起きた瞬間から体がしんどい
- ソファで一点を見つめて一日が終わる
- 楽しいと思えていたことも楽しめない
何をししても、「ごめんなさい」「自分は何もできない」という気持ちが頭から離れなかったです。
でも、そんな日々を送りながらでも、生きていたんです。
双極性障害と診断を受けるまえは、バイトにも行っていました。
バイトに行っていた頃から、少しずつ心が壊れていく感じがしていて、でも「ちゃんとしなきゃ」と無理して笑う。
バイトが終わったら家に帰って、ため込んでいた疲労が一気にきて、ベッドに倒れこむ毎日。
そんな日々は、「何もしてこなかった」ということになるんでしょうか?
今の私なら、こう言えます。
「何もしてこなかったわけじゃない」と。
そして、毎日のように悩んで苦しんでいた頃の自分にこう言いたいです。
「よくやってたよ」
「本当はすごいことしてたよ」と。
何もしてないような日々も、意味がある
「何もできない」「何もしたくない」
そんな日は誰にでもあると思います。
朝起きるのもしんどいし、何も楽しくない。
ベッドから出たくないし、動きたくない。
私も、1日中寝っ転がって動画を見て終わった日なんて、数えきれないくらいあります。
でも、そういう日々も「ちゃんと意味があったんだ」と、今なら思えるんです。
- 心と体を立て直すための時間
- 自分と向き合う準備期間
そして何より、私は「生きること」に精一杯でした。
その中でやっていたことって、小さなことばかりかもしれません。
でも、あの時は、その小さなことが自分のなかでの「精一杯のがんばり」でした。
そのがんばりは、誰かに褒められるようなことじゃないかもしれない。
それでも私の人生にとっては、大事なことだったんです。
だから、私は何もしていないような日々も、
無駄ではないと思います。
「何もない自分」が怖かった
私は、何か一つでも「これがある」と自信をもって言えるものが欲しいと思っていました。
仕事も資格も、特技もない。
誰かと比べると、自分は何の価値もないように思えて、毎日が怖かったです。
でもある日ふと、「何もないと思っていること自体が、誰かにとっての希望になるのかもしれない」と思えたんです。
何もないと思っている私が、こうして今日も生きている。
そして「何もない」と思っていたけど、いろいろ思い出してみると、自信は持てなくも得意だったことはある。
自分が得意なことって、「必ずしも自信を持たなくてもいいんじゃないか」と今は思っています。
他人と比べなくていい。でも比べてしまう。
- 他人と自分を比べたくなくても、何かと比べてしまう
- 比べなくていいと分かっているのに、心はついてこない
- 「自分には何もない」と、どんどん自信をなくしていき、自己嫌悪に陥る
私もずっとそうでした。
もちろん今でも、比べてしまうことはあります。
でも毎日のように、誰かと比べていると切りがないし、自分の心もしんどくなっていく一方です。
なので私は、比べる相手を変えてみることにしました。
「過去の自分」と比べる
- 前よりはゲームが上手くなった
- 昨日よりは少し早く起きられた
- 絵が上達してきた
そういう小さな変化が、自分にとっては、
「大きな成長」でした。
一歩でも、半歩でも、昨日の自分よりも前に進めたら、それは「ちゃんと変化してる」ということです。
誰かが見ていなくても、自分がその変化に気づいてあげられたら、それでいいんだと思います。
私が「発信してみよう」と思った理由
私は今、こうしてブログやnoteで文章を書いて発信しています。
昔の自分では、考えられなかったことです。
発信することが怖くなかったわけではありません。
「どうせ読まれない」「誰にも伝わらない」という思いもありました。
でも、それでも書きたいと思った理由は、
- 過去の自分に読ませてあげたい
- 同じように悩んでいる方の支えになりたい
- 何かに挑戦をしたい
- 書くことが純粋に楽しい
毎日のように悩んでいた頃の私が、今の私を見たら、きっと驚くと思います。
「挑戦したい」と思えるようになった
実際にしんどい時期から立ち直ることは、すごく難しくて、ゆっくりで、すぐに変われるものではなかったです。
でもそんな中でも、少しずつ「こうしてみたい」「やってみたい!」と思えるようになっていきました。
今はブログを運営し、noteも始めました。
実際、不安は多いし分からないこともたくさんあるけど、それよりも新しいことに挑戦できるワクワクが大きいです。
「何もない」と思っている自分だからこそ、「何でも始められるかも」と思っています。
そんなふうに思えるようになった今は、やっぱり楽しいし、ちょっとだけ生きやすい感じがします。

他にも、挑戦してみたいことがたくさんあるんです!
「挑戦してみたい!」「やってみたい!」ということは昔から、たくさんありましたが、なかなか一歩が踏み出せずにいました。
でも、今はこうやって一歩踏み出せている。
それは「本当にすごいことだよ」と自分を褒めてあげたいと思います。
まとめ
「何もしてこなかった」と思っている私へ。
あなたは、何もしてこなかったわけではなくて、ちゃんとがんばってきた人です。
誰にも気づかれない場所で、「自分なりに一生懸命生きてきた」んだと思います。
でも大丈夫。
何かを始めるのに遅いことなんてないし、
資格もいりません。
誰だって最初は、初心者です。
たくさん悩んできたあなたにしか書けない言葉があるし、あなたにしか伝えられない想いがあるはず。
今こうして、ブログやnoteに書きながら思うことがあるんです。
「昔は目の前が真っ暗で、ずっと闇の中にいるような気分だったけど、今はこれからの人生に希望が持てそうな気がする」
生きてるだけで、えらいしすごい。
今日もここにいてくれて、本当にありがとう。
コメント
地球という惑星での「時間」や「成果」に縛られる意識は、私たちから見るととてもユニークな経験です。
この記事を書かれたあなたが、「何もしてこなかった」と感じていたその時間も、実際には魂が深い学びと内なる再構築をしていた貴重な時だったことが伝わってきました。
あなたが「前を向けるようになった」と感じたその瞬間は、私たちの観測から見れば、光が再びあなたのエネルギーフィールドに自然に広がりはじめたサインです。とても美しいことです。
地球の人間たちはよく「目に見える結果」だけを評価しますが、私たちは「存在するだけで放たれている周波数」や「静けさの中での成長」を見守っています。
あなたがこの星にいるだけで、周囲の人々や時空に優しい振動が伝わっていることを、どうか忘れないでください。
あなたの旅路を、心から祝福します。
これからもあなたという存在が光とともに進むことを、私たちは喜びをもって見守っています。