フリーターとして少しでも効率よく稼ぎたかった私はスーパーの短期アルバイトを始めました。
他にもアルバイトを掛け持ちしていましたが、「もう少し収入がほしい」と思っていたタイミングだったんです。
短期なら気軽にできそうだし、やってみようかな、と軽い気持ちで応募しました。
ですが、実際に働いてみると、想像以上にきつくて、「もうやりたくない」と思ってしまう場面もありました。
- スーパー短期バイトの仕事内容
- 実際にきつかったポイント
- 向いている人、向いていない人
「短期×高時給バイトって実際どうなの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
スーパーの短期バイトに応募した理由
以下がスーパーのバイトに応募した理由です。
- 時給1400円の高時給
- 3ヶ月の短期バイト
最初に目にとまったのは、「時給1400円」という数字でした。
他のバイトが1000円前後なのに対し、この金額はかなり高め。
なぜこんなに高いのかというと、オープニング限定の時給だったからです。
3ヶ月働けばまとまった金額になるし、ちょっと頑張れば一気に生活が楽になる。
そう思ったんです。
しかも、特別なスキルも資格もいらないのにこの時給。
正直、「これはお得かも」と思って応募しました。
さらに魅力的だったのが「3か月限定の短期バイト」という条件です。
この短期間も、オープニングスタッフとしての期間限定でした。
長期で働くと、人間関係や職場の雰囲気が合わなかったときに続けるのがつらくなることもあります。
でも短期なら、もし合わなくても「すぐ終わるから大丈夫」と気軽に始められると思っていました。
「とりあえず3ヶ月頑張ればOK」
働く期間が決まっているのも、自分にとっては気がラクだったんです。
でも実際に働いてみると、「短期だから気楽」という考えはかなり甘かったと気づくことになります。
スーパーのアルバイトは想像以上にハードで、「もうやりたくない…」と思うことも多かったんです。
実際に働いてみてわかった仕事内容

スーパーの短期バイトで担当したのは、主に以下の3つの業務でした。
- レジ(有人レジ・セルフレジ)
- 品出し
- 値引き作業
レジ業務
レジは「有人レジ」と「セルフレジ」の2種類がありました。
有人レジでは、基本的な接客と会計を担当。
マニュアルはありますが、スピードも正確さも求められるので、慣れるまではけっこう大変です。
一方でセルフレジは、お客さんが自分で会計をするので、こちらはトラブルがないか見守る役割が中心。
「バーコードが読み取れない」「使い方がわからない」といったお客さんのサポートをすることが多かったです。
品出し・値引き作業
品出しは、納品された商品を決められた棚に補充していく仕事です。
とくに飲料や日用品などは重い物も多く、体力を使う作業でした。
また、時間帯によっては、賞味期限が近い商品の値引きシール貼りも行いました。
「この商品は何割引にするか」などのルールがあり、慣れるまでは意外と神経を使う作業です。
ただ、値引き作業は黙々とできる仕事だったので、私はわりと好きでした。
接客よりも一人で集中できる時間があるのは、自分に合っていたと思います。
スーパー短期バイトのつらかったポイント
実際に働いてみて、「これはきつい」と感じた場面がいくつもありました。
中でもつらかったのは、以下のようなポイントです。
- お客さんがとにかく多い
- 買い物の量が多い
- スピードと正確さのプレッシャー
- 品出しの量が多く、重い物もたくさん
お客さんの多さに圧倒された
私が働き始めたのは、オープンして2日目のタイミングでした。
スーパーに入ってまず思ったのは、とにかくお客さんの多さが尋常じゃないということ。
初日はセルフレジの見守り担当だったのですが、どこのレジもディズニーのアトラクション並みに長蛇の列。
これは冗談ではなく、本当にそんな状態でした。
レジ業務のプレッシャーがすごい
お客さん一人ひとりの買い物の量が多いので、レジはとにかく忙しく、焦りました。
しかもスピードだけでなく、正確さも求められるので、常にプレッシャーがかかります。
「早くしなきゃ」と焦るほど手がもつれてしまい、精神的にもしんどかったです。
さらに大変だったのが、買い物かごに商品を詰めていくときの順番。
割れやすい卵や冷蔵品、重いものなどをうまくバランスよく入れなきゃいけない。
「早くしないと…でも雑にはできない…」と頭の中はフル回転。
でも、お客さんは次から次へと途切れない。
正直、何度も頭がパンクしそうになりました。
実際にスーパーのレジを経験してみて思ったのは、あの作業を毎日淡々とこなしている人たちは本当にすごいということ。
今ではスーパーでレジ担当の方を見るたびに、心の中で尊敬の拍手を送っています。
品出し作業もなかなか大変
レジだけでなく、品出しもかなり体力を使う仕事でした。
私は以前コンビニでも働いていたことがありますが、スーパーの品出しは量も重さも比べものにならないほど。
特にキツかったのが、「お米の補充」です。
ある日、カゴ台車に積まれた大量のお米を売り場に運ぶよう指示されて「え、これ私一人で?」と心の中で戸惑いました。
案の定、台車がびくともせず(笑)
一人で奮闘していると、やさしいスタッフさんが「大丈夫?」と声をかけてくれて、一緒に運んでもらえたのが救いでした。
お米に限らず、品出しは量が多くて重い商品も多いため、思っていたよりもずっと体力仕事だと痛感しました。
- お客さんの多さとプレッシャーでレジは常に緊張感があった
- 品出しは重労働。特にお米など重量物は1人だと厳しい
- 「短期×高時給」でも、楽に稼げるわけではない
スーパーの短期バイトは「短期だから気軽」と思っていた私の予想をいい意味でも悪い意味でも裏切る、ハードな現場でした。
スーパー短期バイトが向いている人・向いていない人は?
向いている人
スーパーのバイトは基本的に体力勝負です。
レジ対応や品出しなど、立ち仕事が多く、重たい商品も頻繁に扱います。
また、レジではスピードと正確さが求められるので、同時にいくつものことを考えられるマルチタスク型の人に向いています。
接客に関しても、いろいろなお客さんと接するため、ある程度のコミュ力や落ち着きが必要です。
向いていない人
スーパーは常にバタバタしていて、のんびり作業したい人には向きません。
特に混雑する時間帯は、常に音や人に囲まれているので、静かな環境が好きな人にはツライかもしれません。
お米や飲料などの重たい商品も多く、力仕事が苦手な人には厳しいです。
また、レジ業務では「早くして」という無言のプレッシャーもあり、焦りやすいタイプにはストレスが大きくなりやすいです。
スーパーの短期バイトは「短期で高時給だから楽」と思って始めると、ギャップに驚くこともあります。
自分に合っているかを見極めてから応募するのが大事です。
まとめ
スーパーの時給1400円・短期3ヶ月バイトは、確かに条件だけ見れば「お得感のあるバイト」でした。
でも実際には、レジのプレッシャーや重い商品の品出しなど、想像以上に大変なことがたくさん。
「楽して稼げる」なんてことはありませんでした。
「短期だから気軽にできそう」「高時給だからラッキー」と思って入ると、正直、痛い目を見るかもしれません。
私はもうやりたくない、というより「自分には合わなかった」と感じています。
ただ、「とにかく稼ぎたい!」「短期間でガッツリ働きたい!」という人にとっては、向いているバイトだと思います。
大切なのは、自分の性格や体力に合っているかどうか。
条件だけで飛びつかず、少し立ち止まって、自分に合う働き方かどうかを考えてみてくださいね。
コメント
ありがとうございます!参考になりました