こんなふうに感じる私は、“社会不適合者”なのかもしれないと思っていました。
正社員として働いたことは一度もなく、アルバイトでさえも、出勤日が近づくと憂うつになる。
職場のルール、集団行動、無言の同調圧力…
そういうものが本当に苦手で、働きたくないと思ってしまう自分を責める日々でした。
でも今は、少しだけ違う視点で、その気持ちを見つめられるようになりました。
これは社会不適合気味な私が「働きたくない」と本気で向き合って、自分に合う働き方を探し、「ブログ」に出会った体験談です。
- 働きたくないと感じる理由
- 社会不適合な私の体験談
- 働きたくない人に合う働き方
- フリーランスを目指したきっかけ
- ブログという働き方のリアル
- ブログに向いている人の特徴
同じように「働きたくない」と感じている方に、少しでも参考になればうれしいです。
「働きたくない」理由
私が「働きたくない」と強く感じていたのには、はっきりとした理由があります。
- 毎日決まった時間に出勤すること
- 他人に気を遣いながら働くこと
- 会社のルールに合わせて働くこと
このような働き方が、私にはどうしても合いませんでした。
世の中では「これが普通」とされていることでも、私にとっては大きなストレスになっていたのです。
私は「働きたくない」と感じる自分にずっと罪悪感を抱いていました。
フリーターとして、日々アルバイトで生活をつないでいく毎日。
シフトが入っている日は、毎回「行きたくないなあ…」という気持ちが湧いてきます。
仕事のために外へ出て、自分の貴重な時間がどんどん削られていく感覚。
それでも、働かないと生活はできない。
そんなふうに自分に言い聞かせながら、なんとか毎日を過ごしていました。
でも今振り返ると、それは「ただ怠けていた」わけではなかったんだと思います。
「フルタイムで働くのが当たり前」
「週5で働くのが普通」
そんな空気が、社会にはなんとなく流れています。
誰が決めたわけでもないのに、多くの人がその流れに乗っていて、そこから外れると「ちゃんとしてない」と思われるような感じ。
そういう見えないプレッシャーの中で、「働きたくない」と感じる自分を責め続けていたのかもしれません。
でも私には、その「当たり前」がずっとしんどかったんです。
周りが普通にこなしていることに、自分だけ上手くなじめない。
そんな自分を責めたり、隠したり、苦しくなっていく。
でもきっと、同じように感じている人は少なくないはずです。
自分のペースで働きたい
「働きたくないけど、お金は必要」
そんな矛盾を抱えながら、私は毎日アルバイトをしていました。
気持ちがついてこないまま、時間に追われる日々。
本当はもっと、自分のペースで働けたらいいのに…
そう思いながらも、「そんな都合のいい働き方なんてあるわけない」と、どこかで諦めていました。
アルバイトさえもしたくない。
シフトが入っている日は、ただその時間が近づいてくるだけで憂鬱になる。
外に出るのもしんどくて、「もう働くこと自体が無理かもしれない」と思っていた時期もありました。
そんなある日、ふとインスタを見ていたときに、ある広告が目に飛び込んできたのです。
自宅でできるお仕事で月収40万円!?
「いや、嘘だろ」
最初にそう思ったのを、今でも覚えています。
あまりにも都合が良すぎて、怪しさしか感じなかった。
そのときは一度スルーしたんですが、それから何度も、同じような広告がインスタに流れてくるようになったんです。
「そんなに流れてきたら気になる!」
「本当にこういう働き方ができるの?」
そう思い始めた私は、広告に出てきた「フリーランス」という言葉を検索してみました。
検索してみると、私には魅力的なワードばかりが目に飛び込んできました。
- どこでもできる
- 自分のペースで働ける
- 月収40万円も可能!?
「え、なにそれめっちゃいい」と思わず前のめりに。
そこから私は、さらにフリーランスという働き方について詳しく調べるようになりました。
調べていくうちに、「オンラインスクール」というものがあることを知りました。
なんとなく気になった私は、とりあえず話だけでも聞いてみようと思い、問い合わせました。
気になったオンラインスクールが2つあったので、それぞれに問い合わせて、Zoomで説明を聞いてみることにしたんです。
どちらのスクールも、体制やカリキュラム、料金などを丁寧に説明してくれました。
私は当時、知識もスキルもほぼゼロの完全初心者。
そんな自分でも学べる環境なのか?という視点で、かなり真剣に話を聞いていました。
初回は内容の説明が中心で、2回目の面談では「入会をどうしますか?」という確認のような流れになっていました。
話を聞いて正直に思ったことは、オンラインスクールの料金が思ってたよりも高い。
しかも私は当時、パソコンすら持っていなかったし、生活もギリギリ。
「そこまでお金をかけて、元が取れるの?」
「自分で調べて学べるんじゃない?」
そんなふうに考えて、最終的にスクールに入るのはやめました。
そのまま、しばらくは変わらずバイトを続ける毎日。
「やっぱり働きたくないなあ」という気持ちは、変わらずに心に残ったままでした。
一方で、「いつかフリーランスとして生活できたら…」という思いも、ずっと心のどこかにありました。
そんなあるとき、信頼している方にこう言われたんです。
「ブログとか合ってるんじゃない?」
その一言が、今の私の働き方を見つけるきっかけになりました。
実際にフリーランスについて調べている中で、「ブログは初心者でも始めやすい」という情報を何度か目にしていました。
特に「ブログで収益を得ている」という方の体験談を読んだとき、「それなら自分にもできるかもしれない」と思えたんです。
自分の経験や思いを文章にして、ネットを通じて誰かに届ける。
それが収入になる可能性がある。
そんな働き方に、私は強く惹かれました。
実際にブログを始めてみた

今、私は実際にブログに取り組んでいます。
最初は、ハードルを下げるために無料ブログから始めてみました。
パソコンの操作にもあまり慣れていなかったので、「難しことばかりかな」と少し不安もありました。
でも、いざやってみると、思いのほか楽しい。
「あれ?書くの、けっこう好きかも」
そんなふうに、まずは書くこと自体が楽しいと気づいたんです。
これまで私は、仕事に対して「やってみたい」とか「楽しそう」と思ったことが、あまりありませんでした。
でも、「ブログを仕事としてやってみたい!」と思えたとき、それは私にとって、人生で初めての感情だったんです。
仕事で、「これやってみたい」と本気で思えることがあるんだ。
そう気づけたことが、何より嬉しかったです。
「仕事として始めるんだから、やっぱり収益化したい」
そう思って、ブログで収益を得ている方のYouTubeやブログをたくさん見てみました。
その中でよく出てきたのが、「ブログで稼ぐならWordPressがおすすめ」という言葉。
パソコンの作業にあまり慣れていなかった私は、「そうなんだ!じゃあ、それにしよう」と、単純な思考で始めました。
実際に使ってみると、思ってたよりも難しい…
でも、気づけばもう1ヶ月以上続いています。
ちなみに、まだ収益はありません。
それでも「これなら続けられる」と、心から思えるんです。
その理由は、ブログという働き方が、私の性格にぴったり合っていたからです。
- 一人で完結する作業
- 時間も内容もすべて自分で決められる
- 人と直接関わらない
- 外に出なくていい
- 書くこと自体が楽しい
こういった要素が、働くことに強い抵抗があった私にとって、大きな安心材料になりました。
フリーランスに向いている人
実際にフリーランスや在宅ワークの世界に一歩踏み出してみて、私自身が感じた「向いている人」の特徴をまとめてみます。
- 集団行動や上下関係が苦手な人
- マイペースに物事を進めたい人
- 自分の意思で動くことができる人
- 黙々と作業するのが好きな人
- 外に出ずに働きたい人
この中のどれかに当てはまる方は、ブログや在宅フリーランスの働き方が向いている可能性が高いと思います。
まだブログを始めて1ヶ月の初心者ですが、さきほど挙げた特徴に当てはまる方は、本当にこの働き方に向いていると思います。
というのも、私自身がそうだったからです。
- 働きたくない
- 自分のペースで動きたい
- できるだけ外に出たくない
そんなふうに考えていた私が、実際にブログを始めてみて「これなら合っているかも」と感じたんです。
フリーターとして、ずっとアルバイトを続けながら悩み続けていた日々。
でも、ブログに出会ってからは、あの時のしんどさが消えました。
まぁ、今はブログに対しての悩みがいろいろ出てきていますけど…(笑)
「フリーランスに興味がある人」
「ブログにちょっとでも惹かれる人」
そんな方は、ぜひ一度挑戦してみてほしい!と思います。
働き方は、自分で選んでいい
「働きたくない」と感じてしまうのは、
社会がおかしいのか?自分がおかしいのか?
私はずっとその間で、ぐるぐる悩み続けてきました。
でも今は、こう思えるようになりました。
働き方に「正解」なんてない。
自分に合ったやり方を選べばいい。
たとえ今は収益がなくても、ブログという働き方は、私にとって心がラクになる選択肢でした。
私の中では、見えている世界が変わるくらい、ブログを始めてよかったと思っています。
それくらい、ブログには大きな魅力がありました。
「何も発信できるものがない」
そう思っている方でも、大丈夫です。
私もフリーターで、ずっとアルバイトだけで生活してきました。
特に資格があるわけでもないし、何かすごいことをしてきたわけでもありません。
でも今は、その生活で感じたことや得たことを、ブログで発信しています。
「最初は何を書けばいいか分からない人は、過去の自分や身近な人に向けて書くとやりやすい」
と、よく言われますが、実際その通りで、私も昔の自分に話しかけるような気持ちで書いています。
たとえば、フリーター生活の中で悩んだこと、不安に感じたことなど。
そんなことを少しずつ言葉にしていくうちに、「書くのって楽しい」「これ、好きかも」と思えるようになりました。
まずは、そういう小さなところから始めてみて、「ちょっといいかも」と感じたら、ゆるっと続けてみるのもおすすめです。
同じように悩んでいる方にとって、この記事が「こういう道もあるんだ」と思える、ちょっとしたきっかけになれたらうれしいです。
おわりに
働き方に悩んでいる人や、社会に馴染めないと感じている人は、きっとたくさんいると思います。
でもそれは、「あなたが間違っている」ということではありません。
もしかしたら、まだ「あなたに合った環境」を見つけていないだけなのかもしれません。
私自身、ブログという形でようやく、自分に合った働き方の第一歩を見つけることができました。
もし今あなたも「働きたくない」と感じているなら、それは「生き方を見直すチャンス」なのかもしれませんよ。
コメント
いいじゃん